専用より兼用。揃えるのはトーン。

「タコとエコな暮らし」へようこそ😊

今回はモノの数を減らす時の、残すモノの選び方について。

モノを減らすにしても、その数自体は人により異なります。

なので、必要なのは数を決める事ではなく、何を決め手にに自分のモノの数を減らしていくのか、

その判断基準だと思います。

一つは、専用より兼用という基準。一つのモノで兼用できるのなら、〇〇専用〇〇専用と数を増やさず

一つのモノで兼用できるモノを残す

 

例えば鞄。私の場合、一年を通して使う鞄はほぼ黒のリュックサック一つです。

もちろん他にもいくつか所有しています。①リュックサック以外には

②冠婚葬祭などフォーマルなシーンでも使えるシンプルな黒革鞄、

③フォーマルなシーンでしか使わない華やかなビーズバッグ、

④リュックに荷物が入りきらない時のサブバック、

⑤小ぶりの柄物布バッグ。

これ以外に大きな荷物運搬用(IKEAとCOSTCOの袋を愛用)、買い物用エコバッグ、トランクがあり、

これらは家族と共用で複数あります。

 

共用のモノは使うのは自分だけではないので、自分の判断だけでは手放せませんし、

自分も使うし家族も使う時点で、兼用の基準を満たしているので無理にここの数を減らさなくて良いと思います。

 

自分だけの所有のモノで、鞄の例の話に戻しますと、

実際に使っているのはほぼ黒のリュック一つで、不便はありません。仕事へ行く時も、

友人に会う時も、ショッピングに行く時も、同じ黒のリュックです。仕事用、お買い物用・・・

と分けずに黒のリュックで全て兼用しています。

以前はリュックサックだけでもいくつか持っていましたが、親戚の子がちょうどリュックを探していた

タイミングで譲ったり、ネットオークションに出品して手放しました。

もともと活躍の頻度が低く、シーンを選ぶような色やデザインだったので、どんなシーンでも活躍する

つまりどんなシーンの役割も兼任してくれる鞄を残したのです。

その結果、鞄を選ぶという作業がほぼなくなり(選ぶといっても①②⑤)

選ぶのにかかる時間も思考もミニマルにで楽になりました!

人によっては私の場合の黒リュックが、トートバッグだったり、ショルダー鞄だったり、

その人の生活によって形も色も変わってくるでしょう。

 

そして、もう一つの基準。

持っているモノの色を揃えるというのがあるかと思います。でも、所有物全部一色というのは

なかなか難しいですし、余程その色だけを愛しているのではなければ、色にこだわるのは程々で良いかと思います。

私は色々な色を楽しみたいですし、必ずしも希望の色のモノに出会える訳ではないので、

トーンを揃えることにしています。これがもう一つの基準です。

分かりやすい例で言うと、

色だったらパステル調、ビビッドは原色系、モノトーン、

テイストだったら、シンプル、アンティーク、ロック etc・・・

 

この、トーンが揃っている空間はトーンが揃っていない空間よりも

それだけでモノの数があってもゴチャつき感が少ないです。

また、身に着けるモノ(洋服、アクセサリー、靴、鞄など)では、コーディネートが格段にになります。

トーンが揃っているので、どんな組み合わせでもチグハグ感があまり出ません。

 

私は以前、キッチンで陶器のカップ二つにカトラリーを入れていたのですが、

必要な数しか入れていないのにゴチャついている気がして、しっくり来ていませんでした。

その陶器のカップは、白×赤、白×黒、ビビットな幾何学模様でポップなテイスト。

それ単品で見ると大好きなモノだったので、しばらくは気付かなかったのですが、

ふと、中身の数の問題ではなくトーンがあってない?と思い、家にあった別のカップと替えてみました。

キッチンには木製の食器棚、木のまな板や木べら、コットンのキッチンタオルなどがあり

暖かみのあるナチュラルテイストが主でしたので、ベージュのシンプルなカップに替えました。

すると中身の数は変わっていないのに、その周りの空間が落ち着いたのです!

カップのサイズがアップし、カップを一つにした事も理由の一つかも知れません。

でもモノのトーン(色・テイスト)の変化で空間の落ち着きが得られたのは明らかでした。

 

という訳で、トーンを揃うモノを残す、つまりトーンが揃わないモノは手放すという基準です。

でも、どのトーンを残したら良いのかわからない・・・

そんな時こそ「とりあえずBOX」です!色やテイスト別に間引きしてみて、自分のお気に入りのトーンを

探ってみて下さい!😊

 

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